PDでは、腹膜を透析膜として利用します。1.5~2.0m2の腹膜面積のうち、実際に透析液に接してPDが行われる腹膜面積は全腹膜の30%程度であり、壁側腹膜が主体と考えられています。臓側腹膜はあまり透析液とは接していません。また、腹膜に存在する多数の毛細血管で物質の拡散、浸透が行われます。