バクスターでは、腎臓病治療の質改善(CQI:Continues Quality Improvement)活動を体系的にまとめたRQP(Renal Quality Program)に取り組んでいます。このページでは、RQPを実践するためのセミナー「RQPセミナー」とほぼ同じ内容の講義が視聴できます。
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● CQI総論
慶應義塾大学医学部 血液浄化・透析センター 森本耕吉先生
● 「ISPD 目標指向型のPD処方」具体的処方提案とCQI
群馬大学 大学院医学系研究科 医療の質・安全学 教授 小松康宏先生
● 患者教育‐PDOPPSと日本の現状調査
東京都済生会中央病院 副院長 腎臓内科部長 竜崎崇和先生
● Principles of PD Training : PDトレーニングの原則
ISPD PD患者と介助者のための教育用シラバス 筆頭筆者Ana Figueiredo先生
● CQIの実践
日本赤十字社医療センター 腎臓内科 小林竜先生
● CQI実践のためのテキストとツール
・CQIワークブック
・CQI活動共有シート
・アセスメントシート
・PDエクセル
日本の「医療の質改善活動」について
平成22年度に厚生労働省による「医療の質の評価・公表等推進事業」が始まり、現在、複数の病院団体が中心となって、診療アウトカム向上に向けた取り組みが行われています。また、日本看護協会では平成24年からDiNQL(ディンクル:Database for improvement of Nursing Quality and Labo:労働と看護の質向上のためのデータベース事業)と呼ばれる看護の質評価事業の取り組みを推進しています。
● CQI総論(全28分)
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CQIについて、慶應義塾大学医学部 血液浄化・透析センター 森本耕吉 先生がわかりやすく解説下さいます。前半はCQI概論について、後半はPD感染症に対するご施設での取り組みが紹介されており、CQI展開の実践が学べます。
講師:慶應義塾大学医学部 血液浄化・透析センター 森本耕吉 先生
(JPMG232200083a)
前半:CQI概論(約10分)
後半:CQI実践(約18分)
● 「ISPD 目標指向型のPD処方」具体的処方提案とCQI
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「適正透析」から「目標指向型のPD処方」にコンセプト転換した新しいISPDガイドラインについて、ISPDガイドライン「Prescribing high-quality goal-directed peritoneal dialysis:質の高い目標指向型の腹膜透析処方2020」の日本語監修をされた群馬大学 大学院医学系研究科 医療の質・安全学 教授 小松康宏先生に解説いただきました。「適正透析から目標指向型に」「処方の具体的提案」「質評価とQuality Improvement」に分けて具体的にお話いただいています。
講師:群馬大学 大学院医学系研究科 医療の質・安全学 教授 小松康宏先生
(JP—200092(1))
> 「2020年版 ISPD 質の高い目標指向型の腹膜透析処方」
● 患者教育‐PDOPPSと日本の現状調査(19分)
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PDOPPS研究報告からPDOPPS参加各国のPD患者教育について、『ISPD PD患者と介助者のための教育用シラバス』の日本語監修をされた 東京都済生会中央病院の竜崎崇和先生にご解説いただきます。
また、日本のPD患者教育の実態把握のために始まった「PD患者教育の実態調査」の第1回目調査結果もご報告いただきました。今後の患者教育改善と研究にお役立ていただければ幸いです。
講師:東京都済生会中央病院 副院長 腎臓内科部長 竜崎崇和先生
(R30033)
● Principal of PD training:PDトレーニングの原則(50分)
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『ISPD PD患者と介助者のための教育用シラバス』の筆頭筆者であるAna Figueiredo先生が、成人教育の基本に沿ったPD患者指導について解説されます。患者さんの個別性を重視する事、行った看護を評価することの大切についてお話くださいます。
Prof, Ana Figueiredo, the first author of "ISPD A syllabus for teaching PD patients and caregivers" will explain PD patient training in line with the principles of adult education. Prof, Ana mentions about the importance of emphasizing the individuality of the patient and the importance of evaluating the nursing were provided.
講師:ISPD PD患者と介助者のための教育用シラバス 筆頭筆者Ana Figueiredo先生
> 「ISPD PD患者と介助者のための教育用シラバス」(日本語)
● CQI実践例(21分)
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継続したCQI活動を実践するために多職種と連携し、定期的にカンファレンスを開催しているご施設の紹介です。一般的なQI指標はクリアされていても潜在的なリスクについてもCQI活動を展開させることで、PD合併症による離脱など患者さんの不利益を回避し、安定したPD治療を実現されています。
講師:日本赤十字社医療センター 腎臓内科 小林竜先生
(R30021)
● CQI実践のためのテキストとツール
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CQI活動を実践するために必要な資材を掲載しておりますので、是非ご活用ください。
※CQIワークブック
CQIを実践するためのハウツウが詰まったワークブックです。このワークブックを順に進めていくとPDCAサイクルを回し評価することができ、一通りのCQI実践が可能です
PDF・812KB(R30035)
※CQI活動共有シート
1枚のシートでCQI活動の全体像を可視化することで情報共有・進捗管理ができます
PPTX・68KB(JP-00-210049)
※アセスメントシート
ガイドライン等の推奨に沿って、施設の現状をアセスメントできます
XLSX・103KB(JP/MG232/20-0049)
※PDエクセル
腹膜炎・出口部感染・離脱患者の分析等PDの質管理に関するデータを算出することができます
XLSX・158KB(JP/MG232/20-0048)