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腹膜透析(PD)概要

5.限外濾過量とリンパ管再吸収

リンパによる吸収

fig

Mactier, R. A. et al: J Clin Invest 80: 1311, 1987一部改編

腹腔内の透析液はリンパ管から吸収されます。リンパ管は主に横隔膜下に存在し、その輸送速度は腹腔内の静水圧によって変化しますが、1~2mL/minまたは2L/日にも達します。静水圧は体位による影響を受け、臥位よりも座位で最も腹腔内圧は上昇します。腹膜透析(PD)による総体液除去量は、透析液の浸透圧に反応して起こる毛細血管を介した限外濾過量から、リンパ管への吸収量を引いた値となります。
(監訳者:木村健二郎ら、2012、「PDハンドブック Steven Guest MD」、東京医学社、P17)